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パーツフィーダのトラブル事例と対策|よくある原因と安定供給のポイント

surago8
9月12日
読了時間: 5分

製造ラインの自動化・省人化に欠かせない設備の一つが、**パーツフィーダ(部品供給装置)**です。

部品を決められた向きに整列させ、次の工程へ安定して供給することで、組立工程などの自動化を支えています。

一方で、長期間使用していると、

  • 部品がうまく上がってこない

  • 供給量が安定しない

  • 部品が詰まる

  • 振動が弱くなった

  • いつもと違う音がする

  • 部品に傷が付く

といったトラブルが発生することがあります。

今回は、パーツフィーダで起こりやすいトラブルと、確認しておきたいポイントについてご紹介します。


1.部品がうまく供給されない

パーツフィーダで比較的よくあるのが、以前は問題なく供給できていた部品が、最近うまく上がらなくなったというケースです。

考えられる原因としては、

  • ボウル内部の汚れ

  • 部品やボウルの摩耗

  • 振動状態の変化

  • ボルトなどの締結部の緩み

  • 部品の形状や表面状態の変化

などがあります。

まずはボウル内部に油・ホコリ・切粉などが付着していないか確認してみましょう。

また、長期間使用している場合には、部品が接触する部分の摩耗によって、以前と同じように整列できなくなっている可能性もあります。


2.部品が詰まる・重なってしまう

部品同士が絡んだり、ボウル内で詰まったりすることで、供給が一時的に停止することがあります。

特に、

  • バネ

  • リング状の部品

  • 細長い部品

  • 特殊形状の部品

などは、部品同士が絡みやすく、安定した供給が難しい場合があります。

このような場合は、単純に振動を強くするだけでは解決しないことがあります。

部品の形状や大きさ、材質、表面状態などを確認し、選別部や搬送部の構造を見直すことが重要です。

パーツフィーダは「振動させれば部品が流れる」という単純な設備ではなく、部品に合わせた設計が重要になります。


3.振動が弱くなった

「以前より部品が進まない」という場合には、振動状態を確認することも重要です。

例えば、

  • 締結部の緩み

  • 板ばねなどの状態

  • 防振部品の劣化

  • コイルなど駆動部の状態

  • コントローラーの設定

などが関係している可能性があります。

ただし、パーツフィーダの振動調整は設備の仕様によって異なります。

原因を確認せずに設定値だけを変更すると、かえって供給状態が悪化する場合もあります。

「振動が弱いから、とりあえず設定を上げる」のではなく、まず原因を確認することが大切です。


4.いつもと違う音がする

パーツフィーダから、

「コンコン」「カタカタ」「ガタガタ」

など、普段とは違う音が聞こえる場合も注意が必要です。

部品同士の接触だけでなく、

  • 締結部の緩み

  • 摩耗

  • 部品の破損

  • 周辺設備との干渉

  • 振動状態の変化

などが原因になっている可能性があります。

異音が出ている状態でそのまま使い続けると、別の部分に負担がかかる可能性もあります。

「まだ動いているから大丈夫」と考えず、早めに状態を確認することをおすすめします。


5.部品に傷が付く

パーツフィーダでは、部品をボウル内で搬送するため、部品と設備が接触します。

そのため、製品によっては、

  • 接触による傷

  • 打痕

  • 摩擦による傷

  • 部品同士の接触による傷

などが問題になる場合があります。

特に外観品質が重要な部品では、単に「供給できればよい」というだけではなく、傷を付けずに安定供給できることも重要です。

部品の材質や表面状態に応じて、ボウルや搬送部分の表面処理、接触方法などを検討する必要があります。


6.トラブルを減らすために大切なこと

パーツフィーダのトラブルを完全になくすことは難しいかもしれません。

しかし、日頃から状態を確認することで、トラブルを早期に発見できる可能性があります。

特に確認しておきたいのは、

① ボウル内部の状態

汚れ、異物、摩耗などを確認します。

② 振動状態

以前と比べて振動に変化がないか確認します。

③ 異音

普段と違う音が出ていないか確認します。

④ 締結部

ボルトなどに緩みがないか確認します。

⑤ 部品の供給状態

供給量、整列状態、詰まりなどに変化がないか確認します。

こうした小さな変化を早めに確認することが、突然の設備停止やチョコ停の防止につながります。


パーツフィーダは「導入して終わり」ではありません

パーツフィーダは、製造ラインの自動化・省人化を支える重要な設備です。

そのため、導入時の性能だけでなく、長期間安定して部品を供給できることも重要になります。

「最近、部品の供給が安定しない」

「以前よりチョコ停が増えた」

「パーツフィーダから異音がする」

「古いパーツフィーダを使い続けている」

このような場合には、原因を確認することで改善できる可能性があります。

また、現在使用している設備だけでなく、これからパーツフィーダを導入する場合にも、実際の部品を使った確認や供給条件の検討が重要です。


SYncleではパーツフィーダによる部品供給の自動化をご提案します

株式会社SYncleでは、パーツフィーダ及び自動化設備の設計、研究開発、製造、販売、サービスに取り組んでいます。

また、SYncleはBBFの正規代理店として、パーツフィーダをはじめとした部品供給・自動化に関するご相談に対応しています。

「この部品はパーツフィーダで供給できる?」

「現在使用している設備を改善したい」

「部品供給を自動化して省人化したい」

「パーツフィーダの選定について相談したい」

など、製造現場の部品供給に関するご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

安定した部品供給は、製造ラインの安定稼働につながります。

SYncleは、パーツフィーダと自動化を通じて、製造業の現場をサポートします。


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