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パーツフィーダの「チョコ停」が多い原因とは?部品供給のトラブルを減らすために

surago8
8月28日
読了時間: 5分

製造ラインを自動化しているのに、

「パーツフィーダが頻繁に止まる」「部品が詰まってしまう」「作業者が何度も復旧しなければならない」

このような問題でお困りではありませんか?

パーツフィーダは、部品を自動で整列・供給するための重要な設備です。

しかし、パーツフィーダそのものが故障していなくても、部品の状態や設定、前後の設備とのバランスによって「チョコ停」と呼ばれる短時間の停止が発生することがあります。

短時間の停止でも、1日に何度も発生すれば、積み重なったロスは決して小さくありません。

今回は、パーツフィーダで発生しやすいチョコ停の原因と、改善を考える際のポイントについて解説します。


そもそも「チョコ停」とは?

チョコ停とは、製造設備が一時的に停止するものの、比較的短時間で復旧できる停止のことです。

例えば、

  • 部品が詰まった

  • 部品の向きが乱れた

  • 部品が供給されなくなった

  • 次工程に部品が入らない

  • センサーが部品を検知できない

  • 作業者が手動で部品を直す必要がある

といったケースがあります。

1回だけなら大きな問題に感じないかもしれません。

しかし、

「1回30秒の停止 × 20回/日」

となれば、それだけで約10分の生産ロスです。

さらに、復旧作業を行うために作業者が設備のそばにいなければならない場合、実際の損失はさらに大きくなります。


原因① 部品同士がうまく分離できない

パーツフィーダでは、投入された部品を整列させながら次工程へ供給します。

しかし、部品の形状や材質によっては、部品同士が重なったり、絡まったりすることがあります。

特に、

  • 小さく軽い部品

  • 薄い部品

  • 複雑な形状の部品

  • 引っ掛かりやすい形状の部品

などでは注意が必要です。

「パーツフィーダを動かせば必ず安定して供給できる」というわけではありません。

ワークに合わせた供給条件を考えることが重要です。


原因② 部品の向きが安定しない

自動組立ラインでは、部品を「決められた向き」で供給する必要があります。

ところが、部品の形状によっては、

「表向きにしたいのに裏向きで流れてくる」

「横向きの部品が混ざってしまう」

といった問題が発生することがあります。

この場合、単純に振動を強くするだけでは解決できません。

パーツフィーダでは、ワークの形状や材質などに合わせたガイドや選別方法が重要になります。


原因③ パーツフィーダと次工程の能力が合っていない

意外と見落とされやすいのが、パーツフィーダだけではなくライン全体のバランスです。

例えば、

パーツフィーダ↓直進フィーダ↓搬送装置↓ロボット↓組立機

というラインがあったとします。

パーツフィーダが十分な量を供給できても、次の工程がその量を処理できなければ、どこかで部品が滞留します。

逆に、次工程の処理能力が高すぎると、パーツフィーダからの供給が追いつかなくなる可能性もあります。

そのため、パーツフィーダを選定するときは、

「何個供給できるか」だけではなく、「ライン全体で何個処理する必要があるか」

を見ることが大切です。


原因④ 段取り替えに時間がかかる

複数の製品を製造している工場では、品種変更のたびにパーツフィーダの調整が必要になる場合があります。

この段取り替えに時間がかかると、

「生産を切り替えるたびに作業者が調整する」

「調整が終わるまでラインを動かせない」

という問題につながります。

特に多品種少量生産では、段取り替えの時間も重要な改善ポイントになります。

実際に、パーツフィーダの段取り替え作業や詰まりによる停止が生産性の課題になった事例もあります。


チョコ停を減らすには「原因を特定する」ことが重要

パーツフィーダが止まると、

「振動を強くする」「速度を上げる」「部品を少なく投入する」

といった対策をすぐに考えてしまいがちです。

しかし、それだけでは根本的な解決にならないことがあります。

重要なのは、

「なぜ止まったのか」

を確認することです。

例えば、

  • 部品の形状に問題があるのか

  • 部品同士が絡んでいるのか

  • 整列方法に問題があるのか

  • 供給量が多すぎるのか

  • 次工程との速度が合っていないのか

  • センサーなど周辺設備に問題があるのか

  • 品種変更時の調整に問題があるのか

原因によって対策は変わります。


パーツフィーダの見直しは、設備全体を見る

パーツフィーダのトラブルを改善するとき、パーツフィーダだけを交換することが必ずしも正解とは限りません。

ホッパー、パーツフィーダ、直進フィーダ、センサー、搬送装置、ロボットなど、前後の設備を含めて確認することが重要です。

パーツフィーダは、部品を自動で整列・供給する設備であり、自動組立や検査などの前工程として重要な役割を持っています。

だからこそ、単体の性能だけではなく、実際の生産ラインとの相性を見る必要があります。


SYncleでは部品供給のお悩みをご相談いただけます

株式会社SYncleでは、パーツフィーダをはじめとする部品供給・自動化設備についてご相談いただけます。

「今使っているパーツフィーダがよく止まる」

「部品供給を自動化したい」

「チョコ停を減らしたい」

「新しい設備を導入したいが、どのような仕様が適しているかわからない」

このような場合も、まずはご相談ください。

パーツフィーダは、単純に価格やスペックだけで選ぶ設備ではありません。

実際の部品と生産工程に合わせて、安定して供給できる仕組みを考えることが重要です。

SYncleは、製造現場の部品供給から自動化まで、現場に合わせた設備導入をサポートします。

部品供給の「困った」を、SYncleへ。

パーツフィーダ・部品供給装置についてのお問い合わせをお待ちしています。



 
 
 

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