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パーツフィーダの整列精度はどう決まる?|安定した部品供給のポイント

surago8
9月24日
読了時間: 4分

製造現場でパーツフィーダを導入するとき、「何個送れるか」という供給速度だけでなく、部品をどれだけ安定して同じ向きに整列できるかも重要なポイントになります。

パーツフィーダは、単純に部品を運ぶだけの装置ではありません。

バラバラの状態で投入されたワークを、必要な姿勢に整え、次の工程へ安定して供給することが大きな役割です。

では、パーツフィーダの整列精度は、どのような条件によって変わるのでしょうか。


パーツフィーダに求められる「整列」とは?

例えば、ネジやボルト、金属加工部品、樹脂部品などを自動供給する場合、後工程では「決められた向き」で部品を受け取る必要があります。

パーツフィーダでは、ボウル内の搬送面や選別機構などを利用して、必要な姿勢のワークを搬送し、異なる向きのワークを戻すなどしながら、一定の状態に整えていきます。

BBFも、振動ボウルフィーダについて、部品を繰り返し同じ位置・姿勢で整列して排出する用途を案内しています。

つまり、安定した自動化ラインを作るためには、

「部品を運ぶ」だけではなく、「必要な姿勢で供給する」

ことが重要です。


整列精度に影響する主なポイント

1.ワークの形状

まず重要なのが、供給する部品そのものの形状です。

丸形、円筒形、ネジ、ボルト、ワッシャー、樹脂成形品など、ワークによって適した整列方法は異なります。

特に、

  • 表裏がある

  • 長さがある

  • 左右の向きが決まっている

  • 非対称な形状をしている

  • 引っ掛かりやすい

といった部品では、整列方法を慎重に検討する必要があります。


2.ワークの材質・表面状態

同じ形状の部品でも、金属と樹脂では搬送時の挙動が変わることがあります。

重量、摩擦、表面処理、傷の付きやすさなども、パーツフィーダの設計を考えるうえで重要な条件です。

そのため、図面だけでは判断しにくい場合があります。


3.ボウル内部の搬送・選別部分

パーツフィーダでは、ボウルの中をどのようにワークが移動し、どの位置で必要な姿勢だけを残すかが重要になります。

ワークに合わせて搬送面や選別部分を設計することで、目的とする姿勢へ整えていきます。

そのため、同じパーツフィーダでも、供給するワークが変われば内部の設計も変わることがあります。


4.振動条件

振動の条件も、ワークの搬送状態に関係します。

振動が強すぎても、弱すぎても、安定した搬送ができるとは限りません。

ワークの大きさや重量、形状などを考慮しながら、安定して搬送できる条件を確認することが大切です。


5.後工程との組み合わせ

パーツフィーダ単体で整列できていても、次の工程へうまく受け渡せなければ、ライン全体として安定した供給にはなりません。

リニアフィーダ、エスケープユニット、コンベヤ、ロボットなど、後工程との接続まで含めて考える必要があります。

BBFでは、振動ボウルフィーダだけでなく、リニアフィーダやステップフィーダー、遠心フィーダー、ホッパ・エレベーターコンベヤーなど、部品供給に関わる設備を扱っています。


「整列できるか」は実物確認が重要

パーツフィーダを選定するとき、部品の図面や写真だけで判断するのではなく、実際のワークを使って確認することが重要です。

特に、

「この部品はどの向きで供給するのか?」

「1分間に何個必要なのか?」

「傷を付けずに搬送できるか?」

「後工程へどのように受け渡すのか?」

といった条件を整理しておくと、より具体的な検討ができます。

BBFでは、顧客の要求に応じたフィーディングシステムの設計や、3D-CAD図面の提供なども案内されています。


パーツフィーダは「部品に合わせて考える」ことが大切

パーツフィーダは、単純に装置を設置すれば自動的に部品が整列するものではありません。

ワークの形状・材質・重量・必要な姿勢・供給量・後工程

これらの条件を総合的に考えて、適した部品供給システムを検討することが重要です。

「今の部品を自動供給できるのか?」

「パーツフィーダと他の方式、どちらが合っているのか?」

「既存設備に組み込めるのか?」

こうした疑問がある場合は、まずワークと工程の条件を確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。

株式会社SYncleは、BBF正規代理店として、パーツフィーダ・部品供給装置をはじめ、製造現場の自動化・省人化に向けた設備をご提案しています。

部品供給についてお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。

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