top of page

製造業の自動化は大きな設備だけじゃない|小さな改善から始める方法

surago8
9月13日
読了時間: 4分

「工場を自動化したいけれど、何から始めればいいのか分からない」

製造現場では、そんな悩みを抱えている企業も少なくありません。

自動化というと、ロボットや大型の自動化設備を導入して、生産ライン全体を一気に変えるイメージがあるかもしれません。

しかし、実際にはすべてを一度に自動化する必要はありません。

まずは、日々の作業の中にある「人が繰り返している作業」や「時間がかかっている工程」を一つずつ見直すことが、製造業の自動化を進める第一歩になります。


まずは「人が何をしているか」を見直す

自動化を検討するとき、最初に確認したいのが現場の作業です。

例えば、

・部品を一つずつ手で並べている・決められた向きに部品をそろえている・部品を次の工程まで運んでいる・同じ部品を何度も投入している・簡単な検査や確認を繰り返している

こうした作業は、毎日行っていると当たり前になってしまい、改善の対象として見落とされることがあります。

しかし、一つひとつは小さな作業でも、年間を通して考えると大きな作業時間になります。


「全部自動化」ではなく「一部分の自動化」から

製造業の自動化を進めるうえで重要なのは、最初から完璧な自動化ラインを目指さないことです。

例えば、作業者が部品を投入し、その後の「整列・供給」だけを自動化する方法があります。

パーツフィーダは、部品を一定の姿勢に整列させ、次の工程へ供給する部品供給装置です。

人が行っていた部品の整列や供給を自動化することで、作業者の負担を減らし、後工程の自動化にもつなげることができます。

つまり、「人が行っている作業の一部分を機械に任せる」ことも立派な自動化です。


小さな自動化が大きな効果につながることも

例えば、1日に数千回繰り返している部品供給作業があるとします。

一回あたりの作業時間が短くても、それが毎日、毎月、毎年続けば、現場では大きな時間になります。

さらに、

・作業者の負担軽減・作業時間の短縮・供給数量の安定・作業の標準化・後工程との連携

などにつながる可能性があります。

そのため、自動化を検討するときには「大きな設備を導入できるか」だけではなく、

「今、人が行っている作業の中で、どこから機械に任せられるか」

という視点が重要です。


パーツフィーダは自動化の入口にもなる

部品供給は、製造ラインの中でも自動化を検討しやすい工程の一つです。

部品を人が投入し、向きをそろえ、一定のタイミングで次工程へ渡す。

この繰り返し作業をパーツフィーダによって自動化することで、組立・検査・包装など、次の工程との連携を考えやすくなります。

もちろん、すべての部品が同じ方法で供給できるわけではありません。

部品の形状、大きさ、材質、数量、必要な供給速度などによって、適した方法は変わります。

だからこそ、設備を先に決めるのではなく、「何を、どのように供給したいのか」から考えることが大切です。


自動化は「設備を買うこと」ではない

自動化を考えるときに、設備の価格だけを比較してしまうケースがあります。

しかし、本当に大切なのは、

「その設備によって、現場の何が変わるのか」

ということです。

作業時間が減るのか。

作業者の負担が減るのか。

供給が安定するのか。

人による作業のばらつきを減らせるのか。

次の工程まで含めて効率化できるのか。

こうした視点で考えることで、自社にとって必要な自動化が見えてきます。


まとめ

製造業の自動化は、必ずしも大規模な設備投資から始める必要はありません。

まずは現場を見て、

「人が繰り返している作業は何か」

「時間がかかっている作業は何か」

「機械に任せられる作業は何か」

を整理してみることが大切です。

その中でも部品の整列や供給は、パーツフィーダなどの部品供給装置によって自動化を検討できる工程です。

小さな改善を積み重ねることが、製造現場全体の自動化・省人化につながっていきます。

SYncleでは、パーツフィーダをはじめとした部品供給・自動化について、お客様の部品や工程に合わせたご提案を行っています。

「この作業は自動化できるのか?」

そんな段階からでも、お気軽にご相談ください。


コメント


bottom of page